ggggame’s diary

読書の感想や、アナデンが中心のゲーム雑記。ガバガバな考察もかいたりします。

読書感想文

久しぶりの読書感想。
今回は岡田伸一さんの魔女と魔王。図書館で名前に一目惚れし、なにも考えず借り出しました。
「少年と老婆」の続編であり、読むならそっちを先に読んだ方がいいみたいです。ある程度進んだところ(といってもまだ序盤に近いあたり)で借りたのが続編ってわかったのですが、
「ええい面倒!」でそのまま読了。
ざっくり感想を書くと…
なんか…うん…?ってかんじ…?
人物相関が複雑です。魂レベルでいうと三分の一は削れるんですが、…うん。め、めんどくせぇ…!!ってかんじ。それをうっすら頭で覚えつつ読み進めてくと、あ、こいつあの人の生まれ変わりかな?みたいな楽しさはあるんですが、…まぁ、うーん。っていう微妙な感じが抜けきらず。転生+時間移動ありだと把握が面倒ですね、という気持ちがすごく強く感じました。
プラス……霊王がきらいかなと。性格云々じゃなくて。地の文となって主人公と話す、あのシーン以降、地の文読むたびイラッときてました。きらいだからこそ、こいつの感性の上で小説読んでるんだなって思う感覚がね、もう、うざかった。ひたすらにうざいと感じました。
魔女王はけっこうすきなんで、魔女王となる前の、愚か姫の話は読みたいとは思います。いずれ。
あと賢者の恋がすきです。美しさに興味をそそられてついていき、そばかすのういた顔に惚れたっていう。そして想い続け延命。呆れるくらいの一途っぷり。好きですねえ、こういうの。
その想いを見越して、白銀が嘘を主に言うってのも愛があって好きです。追いかける無駄よりも、尽くすことの愛をこそ薦める。一時の感情に流されさせないための、善意。すきです。
哲学はちょくちょく挟まれてました。…なにと思うことはなかったです。

次は西村賢太苦役列車
数ページ読みました。ちょくちょく引っ掛かりを覚えるかきかたながら…おっっっっもいです。読めるかなコレ…