ggggame’s diary

読書の感想や、アナデンが中心のゲーム雑記。ガバガバな考察もかいたりします。

どうということはない読書感想文

現代語訳、南総里見八犬伝読★了( ´∀`)
もとまと大神ってゲームで出てて、読んでみたいなぁ、とは思ってはいたんですよね。ただ、ちょろっと調べたとき、八房が犬でビビりました。マジかー(;`・ω・)ノ
よんでみた感想。
様々なことが巡りめぐって、最後の戦いに繋がる。現代感覚で読むとこんな感じですね。そうやってみるとまんなかのながいこと(;^ω^)
登場人物の多さは流石日本というべきか…戦国の歴史小説が好きなんで、何々の家臣何々の息子某、とかはさらっと流せる程度にはよみなれてるんですが、さすがに登場人物多いと覚えきれず。だれぞ(⌒‐⌒)?ってなりながらも読了。
それでもやっぱり面白かったです。個人的に好きなのは親兵衛ですね。他の八犬士が旅に出てて経験踏んでて、自分は岩室生活で世間を知らないからと旅に出る許可をもらって、大変な経験をする。そんななかの独白で、自分は他の八犬士より早くに大成したと奢っていた、と反省する一文があるんですが、こういうの好きです( ・`д・´)
もともとはとんでもなく長い話で、読み終えるのまず無理、ってレベルですが、短くまとめられながらも、普通に楽しかったです。

次は雨月物語
すでに三篇読み終えてますが、菊花の契りすげえ好きです。母が息子にしか思えない。息子が母にしか見えない。二代揃ってか!ってなります。
そもそも、この連作全体が話の作りパないです。読み込んで誰々がこいつか!こいつあいつか!とかなりながらの、「妾」の恨みやなんかを込めた一文がちょいちょい挟まれ、気持ちを考えれば、うはぁ(*_*)ってなる…。
あと、小説かくの好きなんで、よんでる最中、書き手としての技術的見方でちょっと思うことがありまして。
会話として繋がりはあるんだけど、でもまとまりとしては分割したいってときに妾の一言とか挟んでるの見て、あ、こういう書き方あるんだなと思いました。