ggggame’s diary

読書の感想や、アナデンが中心のゲーム雑記。ガバガバな考察もかいたりします。

読書感想、兼。

苦役列車読了。
っつっても何日も前ですが。
特段感想を書くつもりはなかったんですが、その中にある一文についてつらつらと。
「女性の本質的なデリカシーのない思いやり」(記憶朧な意訳)といった文章がありました。
今の日本って、なんかそんな感じを受けます。何でもかんでも、苦しいって発言や、実は我慢してきましたって発言が出てきた瞬間、ああ可哀想!私が味方になってあげるね!って飛び付いてる印象。
もちろんそういった境遇の人に同情を寄せるのは間違ってないと、私も思います。我慢してたり苦しかった分楽になるべきって思います。
ただ、その結果なんでもかんでも擁護しにかかって、優劣つけるべき事案の追及、責任を負うべき立場の選別がなってないんじゃないかなぁと思います。あるいはその感情のままに突っ走って、その峻別に支障来している印象。
精神面において基準値や優先順位をつけることは間違いだとは思いますけど、だからって盲になっちゃおしまいじゃないかなぁ。
それに、感情の矛先が現状見えている辛い人にだけにしか向いてない。見えていないものが存在していることを、頭っから抜けてる。人間なんていっくら視野広げても死角が消えないってのを、わかってるんだろうか。
うーーーん……。
まぁもやーっとしたのでつらりつらり。

あ、星の王子さま読みました。
面白かったです!(超簡潔) あれは、よいε- (´ー`*)
好きな話が太宰治のア、秋、夏目漱石の坑夫、芥川龍之介の羅城門、フランツ・カフカの変身、と、ろくでもないランキングに、またおかしなものが来ました。
比喩が好きなんですよね、比喩が。手元に置きたいなぁ。買おうかなあ…悩みます